・リジッドデニムって、いろんなファーストウォッシュ方法があるけどどれがいいんだろう?
・なるべく色落ちさせずに穿きたいな
こんにちは、ヤマウ(@yamaublog)です。
今回は、リジッドデニムの初洗い方法を紹介します!
先日、リーバイスのLVC1955モデル501のファーストウォッシュをしました。
僕自身、リジッドデニムの初洗濯が初めてだったので色々調べたのですが、
方法がめちゃくちゃあるんですよね。。。
そんだけあったら悩むわ・・・。
なので今回は、なるべく初回で色落ちをさせず、メリハリ色落ちを目指すファーストウォッシュについて紹介します!
また洗ってどのくらい縮んだかも写真付きでお話しします!
リーバイス リジッド3つの選択肢
リーバイス公式ではリジッドデニムの穿き方の選択肢を3つ挙げています。
- 買ってはじめに洗濯機で洗う
- 穿いたままお風呂で洗う
- 洗わない
リジッドデニムは普通のデニムと違って、基本は洗うと縮みます(防縮加工して縮まないのもありますがここでは割愛)
ポイント
なので普通のボトムスとは違い、「どう穿くか」「いつ洗うか」などを考える必要があるんですね。
今回僕は①の方法を選びましたが、その理由と各方法について紹介していきます!
①買ってはじめに洗濯機で洗う
一番オーソドックスで、鉄板の方法になります!
ポイント
リーバイスのリジッドデニムは洗うと「大体ウエストが1~2インチ、レングスが3インチ程縮む」と公式で言われています。
(縮む範囲はメーカーによって異なるので、買うときに確認が必須!)
なのでその縮み分大き目のサイズのものを購入して穿いていく方法です!
また洗うタイミングについてですが、基本は買ったらまず最初に洗います。
ある程度穿いてから洗ってしまうと、縮んでついたしわ(ひげやハチノス)がずれて
なんかシワの位置おかしいな・・・
となるからです。
なので、買ったらまず洗って穿いていくというのが最も一般的な方法になります。
②穿いたままお風呂で洗う
ここら辺からちょっとやばい雰囲気になってきました。。。
一般人からするとただの奇行にしか思われないでしょう。
なぜ穿いたまま洗うのかというと、穿いていれば身体がある分それ以上縮むことが無くなるからです。
なので、ウエストはジャストサイズを選びます。レングスは関係なく縮むので、考慮してその分長めを買います。
ポイント
このクレイジーな洗い方のメリットは、身体にピッタリ沿ったフィットになることでアタリがつきやすく、いい色落ちがしやすいんです!
試着してベストに買ったサイズから、さらに身体にくっつくくらいまで縮むので、当然アタリはつきやすくなります。
あとこの洗い方ってなんか
「男のロマン」
があります(笑)
なんか真のデニム好きって感じで、渋いと思うんですよね~~。
激渋だけどめんどくさい
ただ、お気づきの通り、デメリットは圧倒的にめんどくさいです。笑
100歩譲って穿いたまま洗ったとしても、履いたまま乾かさなきゃいけないのがしんどいんです。
脱いで乾かすと、結局縮んでしまうんですよ。
なので、この穿き方は本当のデニム狂にしかできない荒業だと思っています笑
でも一回くらいやってみたい。。
③洗わない
リジッドデニム究極の穿き方です。
洗わないのであればデニムは決して縮みません。
なのでウエストもレングスもそのまま選びます。
リジッドのまま俺は絶対穿きたいんだ!
という鋼の意思を持っていない限りまずやらない方法でしょう(笑)
寒い国ならまだしも、暑くて多湿な日本では不可能な気がします笑
僕の穿き方の選択
僕は①洗濯機で洗うを選びました。
一瞬②で迷いましたが、冷静に考えてしんどそうなのでやめました。笑
なのでウエストとレングスを縮み分考慮して買う必要があります。
僕はだいたいウエストが27インチがジャストだったのでW29L34を選びました。
洗濯方法は色落ちの方針で決める!
今回は洗濯機で洗う方法にしたので、次に「どうやって洗うか」について考えます!
このファーストウォッシュの方法をなんですが、ネットを見るとかなりいろいろあって結構悩みました。
ポイント
そこでまずするべきは、「どんな色落ちにしたいか」を考えることです!
シンプルなんですけど、これが一番重要だと思います!
そうすれば、それを実現するための洗い方を選べばいいだけなので、無駄に悩まなくて済むんですよね!
僕の場合だとこんな感じです。
- なるべく色落ちさせずに縮ませる
- 糊をつけてメリハリのある色落ちを目指す
僕はヒゲやハチノスが結構くっきり出てる、メリハリのある色落ちが好きなんですよね。
なんか、ワイルドというか、自分の味が出てて渋い感じが好きです。
逆に僕は、全体的に色落ちしたいわゆる「のっぺり」はそんなに好みじゃないです。
そういう色落ちが好きな方は、とにかく穿いたら洗濯を繰り返せば再現できると思います!
なので、これからは「メリハリあるバキバキを目指す方法」を紹介します!
ファーストウォッシュ手順
今回の手順は以下の通りです。
- 洗濯機で洗濯
- 糊付け
- 自然乾燥
洗濯機で洗濯
まずは洗濯機で普通に洗います。
最初にデニムを洗濯することで、縮ませることが目的です。
この時の時間ですが、短すぎるとあまり縮まないことがあるので普通に30分ほど洗いました。
この時、不必要に色落ちさせないように必ず裏返しましょう!
ここでの目的は縮ませるだけなので!!
お湯にはつけない
よく、洗濯する前にお湯につけるパターンも定番ですが、僕はやりませんでした。
お湯につける主な理由というのは、リジッドの糊を落とすのが理由です。
ポイント
糊がついてるとデニムがパリッとて固くなるので、メリハリのあるアタリがつきやすくなります。
逆に「のっぺり派」の方はここで糊を落としきります。
僕はこれから糊付けするのでお湯にはつけませんでした。
またお湯につけるとインディゴが必要以上にとれる可能性があるので、糊を取りたい人以外はやらなくていいと思います。
糊付け
洗濯が終わって脱水までしたら、次に洗濯糊を塗りたくっていきます。
僕が使ったのはこちらの洗濯糊です。
どれもほとんど大差がないらしいので、普通にその辺で買いました!
このとき、ジーンズは乾かさずにそのまま塗っていきます。
そのほうが、乾いた時よりも糊を伸ばしやすいからだそうです。
洗濯糊を塗る量ですが、けっこうどばどば塗っていきました!
あまり少ないとシワがはっきりつかないらしいので、僕はボトルの半分弱くらいの量を塗っています!
ちなみに、糊付けの方法はこの動画がめちゃくちゃわかりやすいです。
僕もこれを見てやったので、これからやるぞって方はぜひこちらを参考にしてください。(丸投げ)
自然乾燥
糊を塗りたくりましたら、最後は自然乾燥させます。
この時デニムは表面にして乾かします。
そうしないと、乾いて糊でバキバキの状態に裏面から表面にするのは大変なので!
乾燥機は使わない
ちなみに僕は乾燥機は使いませんでした。
脱水の状態で洗濯糊を塗りたかったのと、乾燥機だと余計な色落ちをする可能性があるということから見送りました。
ファーストウォッシュの結果と縮み具合!
乾くとこんな感じになり、もうバッキバキです笑
でもこのバキバキが、いい色落ちをしてくれるんですよね~~。とても楽しみです。
洗濯前後の画像比較
それではちょっと比較していきます!
全て左が洗濯前、右が洗濯後です!
色味はやはりだいぶ変わりますね。
リジッドデニムは製造過程で一度も水につけていないので、ファーストウォッシュで結構変わります。
このリジッドの感じも意外にかっこいいですよね。
レングスが結構縮みました!
洗う前は2ロールくらいしていたのですが、洗濯後は一折りでくるぶしが出るくらいのジャストになってくれました。
ちなみに僕は175センチ・60キロで今回W29L34を購入してます。
寸法比較
洗濯前 | 洗濯後 | 差 | |
ウエスト | 73 | 70 | -3 |
股下 | 84 | 78 | -6 |
裾幅 | 20.5 | 19.5 | -1 |
渡り幅 | 30 | 27 | -3 |
このように全体的に縮む結果になりました。
1インチ=約2.54センチなので、
- ウエスト→1インチ強の縮み
- レングス→2インチ強の縮み
となりました。
おそらく乾燥機を使えばもう少し縮むと思います。
なので購入前に乾燥機を使うのかも考慮してサイズを選ぶといいですよ!
リーバイスLVCでの僕が思うサイズ選びのおすすめはこんな感じです。
ポイント
自然乾燥派
→ウエストはピッタリジャストの2インチ上
→レングスは理想の2~3インチ上
乾燥機派
→ウエストはややゆったりジャストの2インチ上
→レングスは理想の3~4インチ上
ただこれはあくまでLVCでの話です!
ブランドによって縮率は違うので、店員さんに聞いたり調べたりして確認してください!
まとめ:リジッドデニムは穿き方とサイズ選びが重要!
今回はリジッドデニムのファーストウォッシュについて紹介しました!
まとめ
・リジッドデニムは基本、買ったら最初に洗う
・どんな色落ちにしたいかによって洗い方は異なる
・サイズ選びは慎重に!
ぶっちゃけリジッドデニムは自分で縮ませたりなど、面倒臭い部分も多いです(笑)
それでもどうやって洗おうかなーとか、うまくいくかなとか考えたりするのがとても楽しいので、興味ある人はおすすめですよ(笑)
それでは、今回もありがとうございました!
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